ガラスの種類 完全比較ガイド|特徴・用途・選び方を一覧で解説

「ガラスにはいろいろな種類があるけれど、何がどう違うの?」とお困りではありませんか。このページでは、おうちやお店でよく使われるガラスを、わかりやすく一覧でくらべます。それぞれの特徴・どんな場所に向いているか・選び方のコツまで、ガラスにくわしくない方でもスッと分かるようにまとめました。

このページで分かること:

  • 主なガラス8種類の特徴を、ひと目でくらべられる早見表
  • それぞれのガラスの「ざっくり要約」と、くわしい解説ページへの入り口
  • 「窓」「浴室」「お店の棚」など、使う場所から選ぶ方法

ガラスの種類 早見比較表

まずは全体をざっくりつかみましょう。透明度・じょうぶさ・価格の目安・よく使われる場所をまとめました。価格や強さは製品や厚みでかわるため、あくまで一般的な目安です。

種類透明度強さ(じょうぶさ)価格の目安主な用途
フロート(ふつうの透明ガラス)高い(よく見える)ふつう安い窓、家具、額縁
すりガラス(くもりガラス)低い(ぼんやり)ふつうやや安い目かくししたい窓、間仕切り
型(かた)ガラス(模様入り)低い(ぼんやり)ふつうやや安い玄関、浴室まわり、間仕切り
網入り(あみいり)ガラス高い(よく見える)ふつう(割れても飛び散りにくい)ふつう防火が必要な窓
強化ガラス高い(よく見える)とても強い(約3〜5倍)やや高いテーブル、扉、お店の棚
合わせガラス高い(よく見える)強い(割れても貫通しにくい)高い防犯、安全が必要な場所
複層(ふくそう)ガラス(ペアガラス)高い(よく見える)ふつう高い断熱したい窓(結露対策)
高透過(こうとうか)ガラスとても高い(色が少ない)ふつう〜強化も可高いショーケース、ディスプレイ

それぞれの種類をかんたん解説

フロートガラス(ふつうの透明ガラス)

もっともよく使われている、基本の透明なガラスです。表面が平らで、外の景色や中のものがクリアに見えます。窓や家具のテーブル、額縁(がくぶち)など、用途はとても幅広いです。価格が手ごろなのも魅力で、多くのガラス製品のベースになっています。ただし、強い力が加わると鋭く割れることがあるため、安全性を高めたい場所では強化ガラスや合わせガラスが選ばれます。まずはこのガラスを基準に考えると分かりやすいです。フロートガラスのくわしい解説はこちら

すりガラス(くもりガラス)

表面を細かくザラザラに加工して、向こう側がぼんやりとしか見えないようにしたガラスです。光はやわらかく通すので、明るさは保ちながら視線をさえぎれます。トイレや浴室、玄関、お部屋の間仕切りなど、「明るくしたいけれど中は見せたくない」場所にぴったりです。さわるとザラザラした面に皮脂(ひし)汚れがつきやすい点には注意が必要です。すりガラスのくわしい解説はこちら

型(かた)ガラス(模様入りガラス)

表面に細かな凹凸(おうとつ)の模様をつけたガラスです。模様によって向こう側がぼんやり見え、すりガラスと同じように目かくしの役目をします。光は通すので部屋は明るく保てます。玄関ドアのわきや浴室まわり、間仕切りなどでよく見かけます。模様のデザインがいくつかあり、見た目の雰囲気で選べるのも特徴です。目かくししたい場所には、すりガラスとあわせて検討するとよいでしょう。目かくし用ガラスの解説(すりガラス)はこちら

網入り(あみいり)ガラス

ガラスの中に細い金属の網が入っているガラスです。火事のときに割れても破片(はへん)が飛び散りにくく、炎や熱を一定時間ふせぐ役目があります。そのため、法律で防火が必要とされる窓によく使われます。注意したいのは「防犯用ではない」こと。網があっても割れること自体はふせげません。見た目に格子(こうし)模様が出るのも特徴です。網入りガラスのくわしい解説はこちら

強化ガラス

ふつうのガラスを特別な熱処理でじょうぶにしたもので、強さは一般に約3〜5倍といわれます。もし割れても、粒(つぶ)状の小さなかけらになるので、大きなケガをしにくいのが安心ポイントです。テーブルの天板やお店の扉、棚など、人がよく触れる場所に向いています。ただし、いったん加工したあとは切ったり穴をあけたりできないため、サイズはあらかじめ決めて注文します。強化ガラスのくわしい解説はこちら

合わせガラス

2枚のガラスの間に、特殊なフィルム(中間膜)をはさんで貼り合わせたガラスです。割れてもフィルムが破片をつなぎとめるので、穴があきにくく、人が突き破って入りにくいのが特徴です。この性質を生かしたのが防犯ガラス。空き巣の侵入(しんにゅう)対策として人気があります。お子さまやペットがいるご家庭の安全対策にもおすすめです。合わせガラスのくわしい解説はこちら。防犯目的の方は防犯ガラスの解説もどうぞ。

複層(ふくそう)ガラス(ペアガラス)

2枚のガラスの間に空気の層をつくり、熱を伝わりにくくしたガラスです。冬の冷たさや夏の暑さが室内に入りにくくなり、結露(けつろ)もおさえやすくなります。冷暖房のききがよくなるので、省エネにもつながります。窓の断熱性を上げたいリフォームでよく選ばれます。なお、中身に合わせガラスを組み合わせて、断熱と安全の両方をねらう製品もあります。中身に使われる合わせガラスの解説はこちら

高透過(こうとうか)ガラス

ふつうのガラスにわずかに残る緑色っぽい色味をおさえ、よりクリアに見えるようにしたガラスです。色がじゃまをしないため、中の商品や展示物を本来の色そのままに見せられます。ショーケースや美術品のディスプレイ、こだわりの店舗什器(てんぽじゅうき=お店の棚や陳列台)などで活躍します。見え方の美しさを重視する場面におすすめです。高透過ガラスのくわしい解説はこちら

用途から選ぶ

「結局どれを選べばいいの?」という方へ。使う場所ごとに、おすすめのガラスをご案内します。

外がよく見える明るい窓には、基本のフロートガラスが定番です。冬の寒さや結露が気になるなら、断熱性の高い複層ガラス(ペアガラス)が向いています。割れたときの安全性を高めたい窓には、強化ガラスや合わせガラスもご検討ください。

浴室・トイレ(目かくししたい場所)

明るさは保ちつつ視線をさえぎりたい場所には、向こうがぼんやり見えるすりガラスや型ガラスがおすすめです。浴室は安全性も大切なので、割れにくい強化ガラスと組み合わせる方法もあります。

什器・ショーケース(お店の棚・陳列台)

商品を美しく見せたいお店には、色味の少ない高透過ガラスが最適です。人がよく触れる扉や棚板には、じょうぶな強化ガラスを組み合わせると安心です。

防犯

空き巣対策には、割れても突き破りにくい合わせガラスを使った防犯ガラスがおすすめです。なお、網入りガラスは「防火用」で防犯用ではない点にご注意ください。

サウナ

高温になるサウナの窓やドアには、熱に強いガラスが必要です。サイズや仕様のご相談はサウナ用ガラスのご注文ページをご覧ください。耐熱(たいねつ=熱への強さ)の違いを比べたい方は耐熱ガラス比較薪ストーブ用の耐熱ガラス解説も参考になります。

よくあるご質問

強化ガラスとふつうのガラスは、見た目で見分けられますか?

見た目だけで見分けるのはむずかしいです。透明度はほとんど変わりません。割れたときに、ふつうのガラスは鋭いかけらに、強化ガラスは粒状の細かいかけらになる点が大きな違いです。どちらか分からない場合は、お気軽にお問い合わせください。

網入りガラスは防犯になりますか?

いいえ、網入りガラスは火事のときに役立つ「防火用」で、防犯用ではありません。中の金属の網は割れたガラスの飛び散りをおさえるためのものです。防犯目的なら、割れても突き破りにくい合わせガラス(防犯ガラス)をおすすめします。

すりガラスと型ガラスは何が違うのですか?

どちらも向こう側をぼんやりさせて目かくしする役目は同じです。すりガラスは表面を細かくザラザラに加工したもの、型ガラスは表面に凹凸の模様をつけたものです。型ガラスは模様のデザインを選べる楽しさがあります。

複層ガラス(ペアガラス)にすると、どれくらい効果がありますか?

2枚のガラスの間の空気層が熱を伝わりにくくするため、一般に冷暖房のききがよくなり、結露もおさえやすくなります。効果は窓の大きさやお住まいの環境でかわるため、くわしくはお見積りの際にご相談ください。

サイズオーダーはできますか?割れたガラスの交換だけでも頼めますか?

はい、ご希望のサイズに合わせたオーダーや、割れてしまったガラス1枚だけの交換も承っています。種類選びから迷っている場合でも大丈夫です。用途やお困りごとをお聞かせいただければ、ガラスのプロが最適なものをご提案します。

ガラス選びの事なら、『ガラスのデパート』へ!

ガラス選びのお見積りはもちろん、「これってどうなの?」という小さな疑問でも大歓迎です!気になることがあれば、お気軽にご相談ください♪

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